礼服のクリーニング料金や日数はどのくらい?

礼服のクリーニング料金や日数はどのくらい?

冠婚葬祭用の礼服は普段の生活で着る機会はめったにありませんよね。

そのため、礼服をクリーニングに出すときに「料金ってどのくらいかかるの?」という疑問がうかぶ人もいるのではないでしょうか?

また、「礼服をクリーニングに出して○○日までに間に合うのかしら?」といったように、クリーニングにかかる日数が気になる人も多いはずです。

今回はこのような疑問を抱える人のために、礼服のクリーニングにかかる料金や日数などをご紹介します。

~ 目次 ~
1. 礼服のクリーニングの値段はどのくらい?
 └男性用礼服
 └女性用礼服
2. 礼服のクリーニングにかかる日数ってどれくらい?
3. 礼服をクリーニングに出す頻度ってどれくらい?
4. 礼服のクリーニング料金を安くするためのコツ・ポイント!
 └日々のお手入れや保管方法を工夫する
 └各クリーニング店の料金を比較する
5. まとめ

礼服のクリーニングの値段はどのくらい?

礼服のクリーニングにかかる料金は、一般的な衣類と比べると高いのが一般的です。 まずは男性用、女性用に分けて礼服のクリーニング料金相場を見ていきましょう。

男性用礼服

男性用の礼服は基本的に「ジャケット+パンツ」です。

クリーニング店によって「上下(ジャケット+パンツ)セット」の料金を用意しているところもあれば、ジャケットとパンツが別々の料金になっていることもあります。

男性用礼服のクリーニング料金相場は、以下の表を参考にしてみてください。

衣類の種類 料金相場
上下(ジャケット+パンツ)セット 1,300円~2.500円
ジャケットのみ 800円~1,000円
パンツのみ 700円~900円

女性用礼服

女性用の礼服はワンピースやスカートなど、複数のタイプがあり、デザインもさまざまです。

一般的なクリーニング店では、女性用の礼服は「ジャケット」「ブラウス」「スカート」「ワンピース」に分けて料金が設定されていることが多いです。

それぞれの料金相場は以下のようになっています。

衣類の種類 料金相場
ジャケット 750円~900円
ブラウス 500円~700円
スカート 700円~800円
ワンピース 1,200円~1,500円

また、高額になる理由としては、礼服のクリーニング料金にはあらかじめ「防虫加工」「防カビ加工」「撥水加工」「折目加工」などが含まれている店舗も多いためです。

通常の衣類だと、防虫や防カビ加工などはオプション料金が発生するのが一般的です。

しかし、礼服の場合は日常生活で使用する機会が少なく、クローゼットで長期保管されることが多いため、このように保管に適した加工がもともと含まれているのです。

特に、保管サービスのあるクリーニング店では、長期保管中の礼服にカビや虫食いなどが発生しないように、あらかじめ必要最低限のオプションを組み込んでいます。

もちろん礼服クリーニングの通常料金にどれだけのオプションメニューが組み込まれているかは店舗によって異なります。

そのため、これから礼服をクリーニングに出そうとしている人は、利用する店舗の料金内訳などをしっかりと確認しましょう。

礼服のクリーニングにかかる日数ってどれくらい?

急に礼服が必要になったけど前回クリーニングに出し忘れた、保管状態が悪くカビが生えた、などの理由で急いでクリーニングに出したい!なんてときもありますよね。

そんなとき気になるのは仕上がりまでの日数です。
これは各クリーニング店によって異なりますが、店舗型クリーニング店の場合は即日~3日ほどが目安です。
また、近年主婦の方にも人気の宅配型クリーニングだと、平均2日~5日ほどの日数で仕上がります。

宅配クリーニングの場合は、礼服の集荷と配送作業が発生しますので、店舗型のクリーニング店のような即日仕上げは難しいです。

これに加えて礼服は特殊な工程でクリーニングを施していくため、一般的な衣類よりも仕上に時間がかかります。

ただ、宅配型クリーニングも店舗によっては、即日の夜にクリーニングを終わらせてくれることもあります(※条件あり)。

着用後のクリーニングであれば日数は気になりませんが、急ぎの場合はとりあえず通常のクリーニングで対処するなど、クリーニング店に相談してから出すことをおすすめします。

礼服をクリーニングに出す頻度ってどれくらい?

礼服は参列する立場であれば、1日数時間しか着ないこともありますよね。

そのため、「そんなに汚れてないのに毎回クリーニングに出すのはもったいない!」と感じる人もいるかもしれません。しかし、1日数時間ほどしか着用していない礼服も目に見えない汚れ、汗や皮脂汚れ、食べかすなどが付着していることが多いです。この状態のままクローゼットに保管すると、虫食いやカビなどが発生することがあります。

礼服は主に冠婚葬祭で着るものなので、生地や仕立てが特別な場合が多いです。
ですので「着用したらその都度クリーニングに出す」ことでいい状態を保ち、長く着ることができます。 また、礼服をクリーニングに出す前の保管にも気を配っておきましょう。

礼服を一時的に保管する場合は、以下のようなポイントを意識してください。

  • 礼服を脱いだら必ずハンガーにかけておく
  • ブラッシングでホコリなどをおとす
  • ファンデーションや食べかすなどの汚れを取り除いておく

特に夏場など汗をかきやすいシーズンは、礼服をハンガーにかけて風通しの良いところに保管しておかないと、雑菌の大量繁殖やカビ発生の原因にもなります。

またファンデーションや食べかすなどの汚れは、帰宅後に歯ブラシなどを利用しておとしておくとよいでしょう。

礼服のクリーニング料金を安くするためのコツ・ポイント!

礼服をクリーニングに出すとき「少しでも料金をおさえたいな」と思いますよね。 そのような人のために、ここでは礼服のクリーニング料金を安くするコツ、ポイントをご紹介します!

日々のお手入れや保管方法を工夫する

礼服のクリーニング料金を少しでも安くしたい場合は、日々のお手入れや管理が大事になります。

先にも述べましたが、汗や食べかすなどの汚れを放置したまま礼服をクローゼットに保管すると大量のカビが発生する可能性が高くなります。

基本的にクローゼットの中は湿度が高くなりやすいため、カビが発生したり、礼服やワイシャツの変色が起きやすいところです。

礼服やワイシャツに目立つカビ、シミが発生すると、クリーニング店に出したときに別途おとすための費用がかかる場合があります。このようなデメリットを防ぐためにも、普段のお手入れや管理はしっかりとしておきましょう。

礼服の保管方法についてですが、できることなら毎日クローゼットを開けて1時間~2時間ほどの換気を行うことをおすすめします。仕事、子育て、家事などが忙しい方は週1回の頻度でも問題はありません。

また衣類同士にスキマがないと、湿気が滞りがちになりますので、保管するときは礼服とその他の衣類の間隔を空けておくのもおすすめです。

各クリーニング店の料金を比較する

礼服のクリーニング料金を安くしたい場合は1店舗だけではなく、複数の店舗の料金を調べるようにしましょう。 複数店舗の料金を調べることで比較ができますので、料金が安いクリーニング店を見つけやすくなります。

ただし、単に料金が安いからという理由だけで依頼するのは注意が必要です。
「なぜ料金が安いのか?」
「料金にはどんなサービスが含まれているのか?」
「別途費用が発生するのか?」
といった点を、事前に確認しておくことが大切です。

これは先ほどもご紹介したように、クリーニング店によって通常料金に含まれているサービスが異なるためです。 撥水加工が通常料金に含まれている店舗もあれば、別途料金が発生するクリーニング店もあります。 通常料金が安いと思って依頼したら、別途オプション費用がかかってしまったというケースもあるでしょう。

このようなデメリットを防ぐためにも、自分の保管状況にあわせて必要なオプションがあるお店を選ぶこともポイントです。

これらを確認した上でトータル費用が安い良心的なクリーニング店に依頼するのがおすすめです。

まとめ

今回は「礼服のクリーニング料金」に関するお役立ち情報を解説しました。

礼服は日常生活ではあまり出番がないため、いざというときにクリーニング料金の相場がわからない、という人も多いのが事実です。

礼服は一般的に通常の衣類よりも高めの料金に設定されていますので、クリーニングに出すときは料金比較などをしっかりと行なっておきましょう。 また、余計な費用が発生しないように、普段のお手入れや保管方法にも気を配るようにしてください。

礼服のクリーニングで、まさにいま悩んでいる!という人はぜひ参考にしてくださいね。

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