ジーンズの色落ちを防ぐ洗濯方法をチェック!
「ジーパン」とも呼ばれるジーンズは、どんな色のトップスにも合わせられて着回しがききます。
履けば履くほど味が出るといわれるジーンズですが、「購入したときの色合いを長持ちさせたい」という方も少なからずいるはず。 だからといって洗濯しないのは、ジーンズにとって良いこととは言えません。
そこで、今回はジーンズの色落ちを防ぐ洗濯方法をご紹介していきます!
洗濯する?しない?…ジーンズを長持ちさせるのはどっち?
毎日履いているジーンズ、色落ちさせたくないけれど洗濯したいのが本音ですよね。
お気に入りのジーンズを長持ちさせるためには、やはり洗濯しない方が良いのでしょうか?
それとも、洗濯しても問題ないのでしょうか?
ジーンズを洗濯しないと生地が劣化する
ジーンズを長く履きたいのであれば、定期的に洗濯することが推奨されています。 なぜなら、汗や皮脂、埃などの汚れが付着したままにしておくと生地の劣化が進むからです。
また、洗濯しないと繊維が伸びますが、洗うことで繊維を元通りにすることができます。 従って、ジーンズを長持ちさせるには洗濯をした方が良いのです。
洗濯の頻度は3~4回着用したタイミングが理想的です。
ジーンズは洗濯しなくても色落ちします
洗濯しなければジーンズの色落ちを防げるというわけではありません。 もちろん、あまり頻繁に洗濯していると色落ちのリスクが高まりますが、正しい洗濯方法でおこなえば色落ちを抑えることは可能です。
そもそもジーンズは色落ちしやすい素材です。 繊維に定着しづらいインディゴ染料を使用しているため、100%色落ちを防止することは難しいでしょう。
そのため、たとえ洗濯しなくても着用すれば色落ちしてしまいます。
ですから、大切なのは色落ちを最小限に抑えることです。
ジーンズの色落ちを防止する洗濯方法とは
ジーンズは誤った洗濯方法で洗ってしまうと、色落ちや縮みなどが起きてしまいます。
しかし、正しい洗濯方法でメンテナンスしてあげればさほど心配いりません。
ここではジーンズの色落ちを防止する洗濯方法をご紹介します。
ジーンズをお湯で洗うと色落ちが早くなる
洗濯機でも洗うことはできますが、摩擦によるダメージが大きくなります。 愛用しているジーンズの洗濯は手洗いするのがベターです。
また、お湯で洗うと染料が落ちやすくなります。 ジーンズを色落ちさせなくない場合、水を使って洗濯しましょう。 他の衣類との摩擦で色移りすることがあるため、単独で洗うようにします。
買ったばかりのジーンズを洗うときは洗剤を入れなくても構いません。
洗剤を使用するのであれば、蛍光漂白剤や界面活性剤、酵素が含まれる製品は避けるようにしてください。
ジーンズを手洗いで洗濯する手順
大きめの洗濯桶とおしゃれ着用の中性洗剤(液状のもの)を用意します。 洗濯桶に水を入れ、その中に中性洗剤を溶かします。中性洗剤は水4~5Lに対して10㏄程度を目安にしましょう。
洗剤の溶けた水の中にジーンズを浸し、10分程度つけおきします。 この作業だけでも日常的な汚れは十分落ちてくれるはずです。
汚れが気になる場合はやさしく押し洗いします。 ジーンズの汚れが気になる部分を表側にし、ゆっくりと押す⇒浮かんできたらもう一度押すという動作を繰り返します。
その後、水を3回くらい替えてすすぎをおこないます。 ジーンズを押して泡が出なくなれば完了です。
最後に洗濯機で脱水します。脱水時間は1分程度であればシワになる心配もありません。 洗濯機の内側にジーンズをくるりと沿わせてからおこなえばより安心です。
ジーンズを洗濯機で洗濯する手順
ファスナーやボタンを留め、ジーンズを裏返しにしてから洗濯機に入れます。 洗濯ネットは必須ではありませんが、ダメージジーンズの場合は洗濯ネットに入れた方が良いです。
色落ちを極力抑えるためには、洗濯機の短時間コース(5~10分)を選択するのが望ましいです。 洗濯機に長時間入れっぱなしにしておくと色落ちの危険があるため、洗濯や脱水はスピーディーにおこなうように心がけましょう。
ジーンズを干すときの注意点
乾燥機を使用するとジーンズが縮んでしまう可能性があるため、自然乾燥させるのが基本となります。 干す前にウエストや部分や脚部分を縦横方向に軽く引っ張るとシワになりにくいです。
ピンチハンガーを利用し、ジーンズの裾をつまみ筒状に干すと乾きが早くなるでしょう。 物干し竿にジーンズの片脚を通して干すとより早く乾燥させられます。
日焼けによる変色を防ぐために直射日光を避け、風通しの良い場所に裏返した状態で干すようにしてください。
まとめ
以上がジーンズの色落ちを防ぐ洗濯方法です。
気に入っているジーンズだからこそ、長く愛用するためにちゃんと洗濯をしてお手入れしすることが大切です。
染料の性質上、色落ちはある程度仕方ないと心得ておきましょう。 とはいえ、正しい洗濯方法で洗えば長く履くことは可能です。
もし、どうしても自宅で洗濯するのが不安という場合は、クリーニング店でプロにメンテナンスしてもらいましょう。