キルティングとは?生地の特徴や洗濯のポイントを知っておこう

子供の保育園や幼稚園の通園アイテム作りで活躍してくれる布と言えば、キルティングですよね。

ですが、このキルティング、小物用だけではなく衣類用の素材もあります。 キルティングは、ジャケットなどの衣類としても、とても重宝する優れものです。 生地自体がとても軽いので、ちょっと肌寒くなった時期に着ると、暖かくて便利です。

今回は、このキルティングについて、生地の特徴や使われている衣類のお手入れ方法など、知っておいて損はないお話をしますね。

~ 目次 ~
1. キルティングとはどんな生地なの?
2. キルティングの特徴
3. キルティングを使った小物や衣類の種類は?
4. キルティングのお手入れ方法、洗濯しても大丈夫?
5. まとめ

キルティングとはどんな生地なの?

キルティングと聞いて、カラフルな生地2枚の間に、綿が入ったふっくらしたものを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

子供が保育園や幼稚園に通う時に、通園バッグや小物用の袋などを、このキルティング素材で作ると、軽くてクッション性があり便利ですよね。また、生地の間に綿が入っているので防寒性も高く、コートやジャケット、布団などにも使われています。

キルティングは、もともと中国やエジプト・ロシアなどで敷物や防寒用として作られたのが始まりなので、歴史的には衣類などの使われ方が基本のようです。

キルティングの種類としては、よく目にするステッチで押さえてある「ヨーロピアンキルティング」と、クッションなどに使われる「パッチワークキルティング」「ハワイアンキルティング」などがあります。

キルティングの特徴

キルティングの特徴は、なんといっても保温性の高さですよね。 保温性が高いものというと羽毛が代表格ですが、キルティングは衣類以外の使い道が非常に多いので、いろいろなところに使えて便利です。

また、2枚の生地の間に綿を入れて縫い合わせてあるキルティングは耐久性があり、ステッチのおかげで衝撃などによる破れなどが少ないのも強み。 その特徴を生かして、子供の小物入れなどに活躍してくれているのです。

子供は予想外の動きをしますから、やわな生地ではすぐに破れてしまいます。 キルティングは、そんな子供の力にも負けない耐久性も魅力です。

さらに、キルティングはとても軽いのが特徴。 「丈夫なのに軽い」という点でも、園児のアイテムに最適な理由なのです。 寝具などにキルティングが使われているのも、この軽さが大きく関係していると言えるでしょう。

そして、ほかの生地と相性が良いのも、キルティングの特徴です。 軽くて丈夫なキルティングは、家庭用ミシンでも扱いやすい生地なので、ソーイング初心者でも難しくないのがポイントです。

キルティングを使った小物や衣類の種類は?

軽くて丈夫なキルティング、具体的にはどんなものに使われているのでしょうか。 園児のバッグや小物入れとして使われているのはもちろんのこと、トートバッグやラグ、クッションカバーやシーツなど、私たちの生活に幅広く活躍してくれています。 コースターやティッシュカバー、ポットマットなどにも使われていますよね。

大きさを問わずに使えるキルティングは、なくてはならない存在と言ってもいいかもしれません。

そして、キルティングを使った衣類には、コートやジャケットがあります。 軽くて暖かいので、着やすさは抜群ですし、デザインもおしゃれですよね。 破れにくいという点でも、キルティングを衣類に用いるのは理にかなっているのです。

キルティングのお手入れ方法、洗濯しても大丈夫なの?

キルティングは、いろいろなところに使えて便利ですし、自宅で洗濯をすることも可能ですが、そのお手入れにはやや注意が必要。

それは、生地の間に綿が入っているからです。綿というのは、水分に弱く、縮みやすいという特徴があります。自宅で洗濯をした時には、まずしっかりと乾かすことがポイントです。 もちろん、洗濯表示をしっかりとチェックして、洗濯機で洗えるのか、乾燥機の使用ができるのかなど、あらかじめ頭に入れておくことが重要です。

キルティング素材の衣類は、自然乾燥が理想です。時間はかかりますが、中綿をしっかりと乾かすことで型崩れや縮みを防ぐことができます。

軽くて丈夫なキルティングも、たたんで収納してしまうと、その中綿がつぶれてしまい、せっかくの生地の良さが失われてしまうので、たたまずにハンガーにかけて収納するのがおすすめです。

汚れが目立たない場合には、シーズンが終わった時にクリーニングに出して収納するのが、ベストではないでしょうか。

まとめ

軽くて暖かいキルティング、いろいろな場面に使えて便利ですよね。

最近ではキルティングを使ったファッションアイテムもどんどん増えているので、長く大切に使えるように、こまめにお手入れをしましょう。

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