洗濯の仕上がりに大きく差が付く、洗濯ネットの使い方
洗濯時の便利アイテム「洗濯ネット」ですが、種類がたくさんありすぎて、どのタイプを使えば良いのか迷ってしまいますよね。そこで、今回は洗濯ネットの選び方と使い方のポイントを紹介します。
洗濯ネットを使うとどんなメリットがある?
「そもそも洗濯ネットって何のために使うの?」と思っている方はいませんか。洗濯ネットは、洗濯時のダメージから衣類を守るために効果的なアイテムです。
他の衣類と絡まったり、色移りしたり、型崩れをおこしたり…といったトラブルを回避できるのがメリットです。ほかにも、衣類の毛羽立ちを抑える、糸くずが付着しにくい、シワになりにくい、といった点もポイントです。
洗濯ネットを使用した方が良い衣類
どの衣類に洗濯ネットを使うべきか悩むことはありませんか? そんな時は、まず洗濯表示をチェックしましょう。洗濯ネット使用が推奨されている衣類は迷うことなく使用すべきです。
ほかには、ビジューやスパンコールがついたもの、ストッキング、女性用下着(とくにブラジャー)が洗濯ネットを使用したいアイテムです。
上記以外にも、他の衣類の色移りを避けたいもの、絡まりやすいもの(長袖や長ズボン)、シワになりやすいもの、できるだけ洗濯のダメージを与えたくないものは洗濯ネットを使用することをおすすめします。
洗濯ネットの選び方
・サイズ選び
基本的には洗濯ネット1つにつき、入れる衣類は1つ(複数入れると洗いが不十分になる可能性があるため)。衣類を洗濯ネットに入れて余裕がありすぎるサイズは、ネットの中で衣類が泳いでしまい、ネットの効果が十分に発揮できません。無駄なシワもつきやすくなります。衣類1つを入れてジャストサイズの洗濯ネットを選びましょう。
目安としては、大きめのサイズ(50cm×35cm程度)は、セーター、トレーナー、ジャケット、スカートなど。中くらいのサイズ(33cm×30cm程度)は、ワイシャツ、ブラウス、キャミソールなど。小さいサイズ(20cm×20cm程度)は、ストッキングやタイツ、下着など。
・網目の細かさの選び方
網目の細かさも洗濯ネットによって異なります。網目が粗いタイプは、汚れが落ちやすいけれど、糸くずや毛羽が付着しやすいのが特徴。白色・淡色の洗濯物に向いています。網目が細かいタイプは、洗濯によるダメージを受けにくく、糸くずや毛羽も付着しにくい特徴があります。
他の衣類への色移りを防ぎたい場合にも有効です。色が濃い衣類、刺繍や装飾品がついた衣類、ストッキングやタイツはこのタイプの洗濯ネットが合っています。
・形の選び方
洗濯ネットには、角形の一般的なタイプ以外に、円筒型やフットボール型などのタイプがあります。カッターシャツを始めとする洋服類は角形が向いていますが、布団やシーツ・毛布などは大きな円筒タイプを使用しましょう。フットボール型はネットの中で衣類が泳ぎやすいので、汚れをしっかり落としたいものに向いています。
ブラジャーは専用の小さな洗濯ネットが販売されているので、型崩れを防ぐために使用することをおすすめします。
まとめ
洗濯ネットは衣類をダメージから守るために欠かせないアイテムです。ただし、サイズや容量が合っていないと、シワや洗い残しの原因になってしまいます。洗濯ネットを使用する場合は各ネットの特性を知り、衣類に合ったものを選んで使うことが大切です。