布団の汚れの原因「寝汗」について

一晩の寝汗の量はおよそコップ一杯分

睡眠時に欠かせない布団ですが、清潔感を保てている自信はありますか? 毎日布団を干したり、こまめに掃除機をかけるのは意外と手間がかかりますよね。購入してから一度もクリーニングしていないという人も多いのではないでしょうか。今回は、布団の汚れの原因になる寝汗についてまとめてみました。

一晩にかく汗の量は?

私たちは寝ている時に汗をかいていますが、その量は一晩でコップ1杯(200ml)程度と言われています。ただし、その量は季節や体調などによっても変わり、人によって寝汗の量は異なります。

また、寝汗とは別に呼吸でも水分は失われるので、呼吸の分を合わせると500mlから1リットルの水分が一晩で体内から失われていることに…。500mlのペットボトルが1~2本分と考えると、わりと多い量だと感じますよね。

なぜ寝汗をかくのか

寝汗は睡眠時の体温調整のために必要なものです。 深く眠るためには、体温を0.5度~1度下げなければなりません。そのため、汗腺の活動を活発化し汗をかくことで皮膚から熱を発散しています。

寝汗をかきたくないからと言って、睡眠前に水分を極端に控えてしまうと脱水症状を起こしかねないので、適度に水分を摂るようにしましょう。ただし、アルコールやコーヒーなどのカフェインが入った飲料は利尿作用があるので、寝る前は避けてください。

寝汗がひどい場合

寝苦しい夜などは寝汗の量が増えても不思議ではありませんが、室温は快適なはずなのに異常に寝汗の量が多い場合は、体調不良やストレスが原因の可能性もあります。

心因性の場合は、不安感などから寝汗が増えているかもしれません。また、高血圧や心臓疾患、甲状腺異常や自律神経失調症が原因になっていることもあるので、寝汗が気になる場合は病院で相談をしてみましょう。

人の汗が布団にとってよくない理由

私たちは毎日布団で汗をかいていますが、その汗によってダニが増殖しやすくなってしまいます。人の汗が1mgあれば、約300匹のダニが生きられるというほどです。

布団に生息するダニは「ヒョウヒダニ(チリダニ)」という種類で、人を刺すことはありませんが、フンや死がいがアレルギー源となります。 ヒョウヒダニは高温多湿な場所が好きなので、人の体温と汗で適度な湿度が維持される布団は格好の住みか。人のアカやフケなどはダニの栄養源にもなるので、布団にダニが多いのも納得です。

また、ヒョウヒダニが増えると、ヒョウヒダニを食べて生きている「ツメダニ」も寄ってきます。ツメダニは人を刺すこともあり、刺されると皮膚が赤くなりかゆくなります。肌に赤いプツプツができて「ダニに刺された」と思った時には、ヒョウヒダニだけでなくツメダニも増えているということ。早急な対応が必要です。

布団の汚れとダニを一掃するなら、布団丸洗いを

布団に蓄積した寝汗や皮脂の汚れ、ダニやダニのふん・死がいをキレイにするには、布団の丸洗いが一番です。

布団を干したり、掃除機をかけることで、ある程度ダニや湿気の対策はできますが、汗などの汚れを落とすことはできません。布団丸洗いなら、汗・皮脂汚れやダニの死がい・ふんなども洗い落とせます。 布団丸洗いは街のクリーニング店で行っている場合もありますが、持ち込みと受け取りが大変! そこで活用したいのが、宅配クリーニングの布団丸洗いサービスです。

宅配クリーニングの布団丸洗いサービスなら、自宅まで集荷・配達をしてくれるので、外に布団を持ち出す負担はありません。また、布団の個別洗いやダニ防止加工など、各社で魅力的なサービスを展開しています。

クリーニングの料金は、数点まとめて申し込むと1枚あたり3000円程度で洗ってくれる会社も。1枚のみの注文の場合は、6000円~7000円程度が相場です。

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