美服パックの口コミ!宅クリ編集部が利用してみました
こんにちは、宅クリ編集部のあきこです。
「美服パック」は宅配クリーニングの会社の中でも、トップレベルの安さを誇る会社です。
今回はそんな美服パックの実力を知るために、実際にクリーニングを依頼し、覆面調査をしました。
美服パックの申し込み方法から、洋服の仕上がり(ビフォーアフター)まで紹介していきます!
ぜひ最後までお付き合いくださいね。
- ~ 目次 ~
- 美服パックの申し込み方法
- 美服パックへ衣類を送る方法
- 美服パックのクリーニングの仕上がりは?
- └美服パックのクリーニングは発送から到着まで2週間でした
- スーツやスカートなど11点を美服パックへ
- └汚れのあるスーツジャケットをクリーニング
- └シワがしっかりついたスーツのズボンの仕上がりは?
- └白っぽい汚れがあったレディースジャケット
- アーバンリサーチのチェックシャツの仕上がり
- └シミが付いたフレッドペリーの半袖シャツは?
- └襟の裏が汚れていた半袖シャツ
- └首回りが汚れていたボーダーカットソー
- └油汚れらしきものがあるナイロンスカート
- └黒いチュールスカート
- └ビンテージのプリーツスカート
- └座りジワがついたひざ丈スカート
- └美服パックを利用した感想
- └まとめ
美服パックの申し込み方法
美服パックの申し込みはネットからです。簡単に手順を紹介しますね。
1. 美服パックのホームページにアクセスする。
2. 「お申し込みはこちら」という部分をクリックする。
3. 申し込みページで、プランや加工オプション等、返送時期を選び、画面下の「お申込内容の確認へ」をクリックする。
4. 支払い方法を選び、お客様情報(名前や住所等)を入力し、「お申込内容の確認へ」をクリックする。
5. 申し込み内容が表示されるので、最終確認をし「この内容で申し込む」をクリックする。
6. 美服パック(匠インフォーメーション)から申し込みのお礼メールが届く。
これで、美服パックの申し込みは完了です。
特に難しい手順ではないので、パソコンやスマホから簡単に申し込めます。
美服パックへ衣類を送る方法
続いて、美服パックに衣類を送る方法を紹介していきますね。
1. 衣類を梱包する箱(袋)を用意する。
※サイズはタテ×ヨコ×高さの合計が140cm以内。
2. 申込書・衣類記入表・番号札を用意する。
※メールにPDFのアドレスが記載されているので、ダウンロードしプリントアウトする。
3. 申込書に必要事項を記入する。
4. 衣類記入表に、アイテム名・ブランド名・色・汚れの場所などを記入する。
5. 衣類記入表の番号に合わせて、クリーニングに出す衣類に番号札をつける。
6. 佐川急便に集荷を依頼し、発送する。
7. 美服パックから受け取り完了のメールが届く。
美服パックは料金が安い分、集荷キットなどは残念ながらありません。
そのため、衣類を送るためのダンボールや袋を自分で用意する必要があります!
サイズはタテ×ヨコ×高さの合計が140cm以内であれば大丈夫です。
そして、申込書・衣類記入表に必要事項を書き込み、番号札を衣類につける必要があります。
申込書・衣類記入表・番号札は、メールでPDFのアドレスが送られてくるので、自分でダウンロード&プリントアウトします。
美服パックのメールでは「印刷環境のない方は、白紙の紙にお名前、住所、電話番号、衣類の詳細(ブランド名、色、アイテム名)をご記入いただき、衣類と共にお送りください。」とありました。
プリントアウトができない場合は、自分で紙に書いて同封すれば問題無ありません。
衣類記入表の番号と合わせながら、衣類に番号札を貼り付けます。
準備が整ったら、佐川急便に集荷のお願いをします。
集荷キットの無い美服パックは、着払い伝票を佐川急便に用意してもらう必要があります。
集荷時に、美服パックの住所など必要事項を記入し、集荷担当の方に渡します。
こちら、発送する直前の状態です。
美服パックのクリーニングの仕上がりは?
ここからは、美服パックの仕上がりをレポートしていきます。
今回、保管無し10点+1点のコースを利用しました。
合計11点で、5,980円(税別)! 1点あたり543円と、とてもリーズナブルです。
美服パックのクリーニングは発送から到着まで2週間でした
衣類を家から発送してから14日後、美服パックに出した洋服が戻ってきました。
会社に洋服が届いたタイミングと、クリーニング済みの洋服を発送したタイミングでメールがありました。
衣類到着の連絡が思ったより遅かったのが気になりましたが(発送から8日後)、担当者が衣類をチェックしたタイミングでメールをしているのかもしれません。
戻ってきたダンボールは、約タテ47cm×ヨコ50cm×高さ49cmでした。
今回衣類11点で、かさ張るアイテムも少なかったので、ダンボールの容量の半分くらいは空いた状態。
エアクッションなどの使用はありませんでした。
スーツやスカートなど11点を美服パックへ
今回クリーニングに出したのはこちらの11点です。
・スーツジャケット
・スーツズボン
・ジャケット
・半袖メンズチェックシャツ
・半袖メンズシャツ
・半袖レディースシャツ
・ボーダーカットソー
・ナイロン素材のスカート
・チュールスカート
・プリーツスカート
・ひざ丈スカート
スーツや半袖シャツ、スカートなど、幅広いアイテムを出してみました。
汚れのあるスーツジャケットをクリーニング
胸ポケットと肩(背中部分)に汚れのあるスーツのジャケットです。
今回、ハンガーボックスでの返却を希望しなかったこともあり、残念ながらジャケットはシワが残ってしまいました。
クリーニングに出す前よりもシワが増えているような気も…。
ちょっとこのままでは着られないレベルです…。
スーツジャケットをクリーニングに出す場合は別途3900円(税別)かかりますが、ハンガーボックス指定にした方が良いと思いました。
でもその他の汚れに関しては、きれいに落ちていました。
シワがしっかりついたスーツのズボンの仕上がりは?
かなりシワがついていたスーツのズボン。
センタープレスはしっかりついていますが、お尻部分の仕上げは今ひとつという感じです。
膝裏のひどいシワはきれいになっていますが、もう少しきれいに仕上がったら嬉しかったですね。
白っぽい汚れがあったレディースジャケット
背中部分に白っぽい汚れのある、レディースジャケットを出してみました。
レディースジャケットは仕上がりも問題なく、背中部分の白っぽい汚れもきれいに落ちていまいた。
アーバンリサーチのチェックシャツの仕上がり
夏に活躍したアーバンリサーチのチェックシャツです。
メンズの半袖シャツは畳まれた状態で届きました。
ふんわりと畳まれていたので、広げてみても畳ジワは気にならないレベルです。
シミが付いたフレッドペリーの半袖シャツは?
シミ付きのフレッドペリーの半袖シャツを出してみました。
フレッドペリーのシャツも畳まれて届きました。こちらは畳みジワが少し目立ちますね。
脇の近くにあった茶色っぽいシミは少し薄くなっていましたが、残念ながら完全には落ちていませんでした。
また、裾部分にボールペンの汚れがあったのですが、こちらはビフォーアフターとも変わらず…。
ボールペンの汚れは落ちていませんでした。
襟の裏が汚れていた半袖シャツ
襟の裏が白っぽく汚れていた、ナイロン素材のレディース半袖シャツを出してみました。
若干畳みジワがついてしまいましたが、襟の白い汚れはきれいになっていました!
首回りが汚れていたボーダーカットソー
襟にレースが付いたボーダーカットソーは、首回りにファンデーション汚れが付いていたので、クリーニングに出してみました。
襟部分のファンデーション汚れは、残念ながら落ちていませんでした。 仕上がりも、脇から裾に向かってシワが入ってしまっていて残念…。
油汚れらしきものがあるナイロンスカート
油汚れと思われるシミが付いた、ナイロンスカートを出してみました。
輪状の油汚れと思われるシミがありましたが、ほぼ目立たない状態になっていました。
シワもクリーニング前よりもきれいになって戻ってきました。
黒いチュールスカート
家庭では洗えないチュールスカートを出しました。
ぱっと見、大きな変化はありません。 プリーツが変になっている部分もなく、問題ない仕上がりでした。
ビンテージのプリーツスカート
古着のプリーツスカート(ニット製)を出してみました。
こちらも、特に変化のない仕上がりでした。
プリーツのラインも少し強くなったかな?という感じです。
座りジワがついたひざ丈スカート
ひざ丈の仕事用スカートです。
膝の後ろにあたる部分が、座りジワがたくさんついている状態でクリーニングに出しました。
丈が短いスカートでしたが、半分に畳まれていたので、シワがついてしまいました。
座りジワはきれいになっていただけに、そこだけが残念でした。
美服パックを利用した感想
今回、汚れやシワがあるアイテムを中心にクリーニングに出してみましたが、簡単な汚れであればきれいにしてもらえるという結果になりました。
ただし、ボールペンの汚れやファンデーション汚れは落としてもらえなかったので、このような汚れがある衣類を出す時は、汚れが落ちることを期待しない方が良いと思います。何と言っても1着あたり500円台のクリーニングなので、お値段相当かなと思います。
仕上がりについてですが、アイテムによってはクリーニング前にはなかったシワが入っているものもあり、少し雑な印象を受けました。
クリーニング後の匂いですが、服に鼻を近づけると分かるレベルです。気になる人は気になるかもしれません。
今回ハンガーボックス指定をしなかったので、ジャケット、シャツ、スカートなどすべて畳まれて梱包されていました。そのためシワが気になったアイテムも多々ありました。
そしてダンボールには緩衝材なども入っていないので、洋服は移動中にずれたり、ひっくり返ったりしたことも予想されます。
衣類が入っていたダンボールは「天地無用」(天井も底も関係なく運搬可能ということ)と書かれていたので、途中で上下ひっくり返っていた可能性があるということ…。
スーツのジャケットなど、シワが付いた状態で届くと困るアイテムをクリーニングに出す場合は、有料のハンガーボックスでの返却を指定することをおすすめします。
その場合は別途3900円(税別)かかります。
まとめ
美服パックは、1着あたり500円台なので「とにかくクリーニング代を安く抑えたい」という人におすすめです。
ハンガーボックス指定にしない場合は、衣類が畳まれて返却されるので、絶対にシワをつけたくないアイテムは、ハンガーボックスで返却指定にすることをおすすめします。
簡単な汚れ(おそらく水性の汚れ)はきれいに落としてもらえたので、ナイロン素材などで、ちょっとした汚れが気になるアイテムのクリーニングにもおすすめです。
そのほか「目立つ汚れやシミは無いけれど、保管前に一度クリーニングに出しておきたい」というアイテムを任せるのもおすすめです。
今回は利用しませんでしたが、クリーニング後に最長6カ月保管してくれるサービスもあります(税別7980円)。クリーニングだけでなく保管もしたい場合は、保管コースの利用が便利ですよ。