洗濯物の部屋干し!早く乾かす賢い方法

梅雨時や雨天時は、洗濯物を部屋干しする家庭が多いですよね。

この部屋干しですが、外干しよりも乾きが遅いため、翌日になっても洗濯物が乾かなくて困る!という人は少なくないと思います。

室内に洗濯物を干しているとジャマに感じることもあるので、理想としては早めに乾いてほしいですよね。

今回は洗濯物の部屋干しで早く乾かす方法などをまとめましたのでご紹介します。

~ 目次 ~
洗濯物の部屋干しを早く乾かす3つの方法
 └ 部屋干しをする前に低温の乾燥機に5分ほどかける
 └ 風が通る場所に干す
 └ 扇風機や除湿機を活用する
部屋干しを早く乾かすには干し方を工夫する!
 └ ジーンズ・ズボン
 └ Tシャツ
 └ パーカー
 └ タオル
便利グッズの活用もおすすめ!
まとめ

洗濯物の部屋干しを早く乾かす3つの方法

部屋干しするときの悩みは、ちょっとした工夫で解消することができます。

まずは早く乾かす基本的な3つの方法をまとめましたのでご覧ください。

部屋干しをする前に低温の乾燥機に5分ほどかける

通常、脱水が完了した洗濯物はそのまま干すことが多いと思います。
この脱水完了後の洗濯物にひと手間かけてみましょう。

やり方は非常に簡単で、洗濯物を低温の乾燥機に5分ほどかけるだけです。
乾燥機は空気を含みながら乾かすという特徴を持っていますので、脱水時につくことが多いシワなども取り除くことができます。

低温で5分ほどの時間であれば、電気代の節約にもなりますし、乾燥機にかけることができない衣類でもダメージは少なくなります。

ただし、お気に入りの衣類などにダメージを与えなくないという方は、乾燥機にかけるのは控えておくようにしましょう。

風が通る場所に干す

部屋干しの洗濯物が早く乾かない理由のひとつに、空気の流れが少ないということがあります。

また風が通らない場所で干すと雑菌も繁殖しやすくなりますので、部屋干し特有の嫌な臭いも発生しがちです。

これらの理由から、洗濯物を部屋干しするときはできるだけ風通しのよい場所に干すようにしましょう。

ときどきカーテンレールを利用して洗濯物を干す方がいますが、この位置は空気の流れも少なかったり、カーテンの汚れも付着しますのでおすすめできません。

間取りにもよりますが、部屋干しをするときは風が動きやすい室内の中央などを利用してみましょう。

また対角線上にある窓を2ヵ所以上開けると、空気が動きやすくなります。

扇風機や除湿機を活用する

扇風機を洗濯物にあてることで、洗濯物付近にある水分を含んだ空気を飛ばすことができます。

この効果により、通常よりも洗濯物が早く乾きやすくなります。
また室内全体の湿度が高いときは、扇風機の力だけでは効果が弱まることもあります。
そのため、室内の湿気を除去する目的で除湿機を活用するのもおすすめです。

ちなみに浴室に洗濯物を干すときは、換気扇と除湿機を併用すると乾きが早くなりますよ。

部屋干しを早く乾かすには干し方を工夫する!

部屋干しの基本を知っておくと、洗濯物は比較的早く乾きます。

ただし、洗濯物の量が多いときや衣類の種類、素材などによっては、さらなる対策が必要になるかもしれません。

ここでは洗濯物の部屋干しで効率よく、さらに効果的な干し方を洗濯物の種類別にご紹介します。

ジーンズ・ズボン

コーディネートしやすいジーンズは年間を通して着用する人が多いですよね。

しかし、ジーンズは分厚いものが多いため、部屋干し時は特に乾きにくいというデメリットがあります。

このジーンズを部屋干しで早く乾かすためにベストな干し方は、裏返して干すことです。

特にジーンズやズボン類は、ポケットの内側が乾きにくいですので、裏返して干すのはとても効果的です。

さらに、ピンチハンガーや立体的なハンガーで筒状に干すと、風が通りやすくなります。

Tシャツ

Tシャツなど薄い素材で作られた衣類は、洗濯をすると身頃や袖などの前後が張りつきやすいのが難点です。

このままの状態で干すと、内側に風が入らないため、乾きが遅くなってしまいます。

Tシャツに染み付いた汗や臭いが雑菌により引き出されるのものこのタイミングです。

そのため、Tシャツ類などはハンガーにかけたら前後が張りついている部分をはなすようにしましょう。

ハンガーを厚めのタイプを使用すると、ひっつかず空気の通り道を確保しやすくなります。

その他、ハンガーにかけたあとにシワを取り除いておくと、乾いたときの仕上がりも良くなります。

パーカー

秋から冬にかけて活躍するパーカーは、乾きにくい衣類としてもよく取り上げられます。

パーカーで最も乾きにくい部分はフードです。そのため、パーカーを早く乾かすには、物干し竿の先端などにフード部分をひっかけて干すとよいでしょう。

また最近では、パーカー専用のハンガーが売られていますので、それを利用するのもおすすめです。

ちなみにパーカー用のハンガーは、一般的な針金ハンガーでも作ることができますので、パーカーの乾きが遅いと悩む方は試してみましょう。

パーカーのフード用ハンガーの作り方はとても簡単で、ハンガーの両端の肩部分を同じ方向に曲げるだけです。

曲げた箇所をフード部分に入れて干せば、通常よりも空気の通り道が確保しやすくなります。

タオル

某大手日用品メーカーが部屋干しに関するアンケート調査を行ったところ、バスタオルが部屋干しで乾きにくいアイテムの上位にランクインしていたそうです。

バスタオルなどを中心とした乾きにくいタオル類の干し方ですが、いくつかの方法があります。

バスタオルを蛇腹(じゃばら)のように折る「蛇腹干し」や、バスタオルを横長にし、上の部分をピンチで止める「囲い干し」などが早く乾かすために最適な干し方です。

いずれも通常の干し方よりも空気の通り道ができますので、部屋干しでも乾きやすいのがメリットです。

便利グッズの活用もおすすめ!

いつの時代も雨の日の洗濯は主婦の悩みの種ですよね。

さまざまな方法を試しても洗濯物が乾きにくいという方は、各メーカーが販売している部屋干し用グッズを有効活用するのもおすすめです。

最近は狭い室内でも使用できる伸縮タイプのピンチハンガーや、エアコンに引っ掛けるだけで設置ができるエアコンハンガーなどのグッズが人気です。
特にこのエアコンハンガーは、夏は除湿効果、冬は暖房効果で素早く乾かすことができます。

その他、洗濯物をピンチハンガーに干したままかけられるスタンドタイプのスチール物干しや、窓枠や外枠に設置することができる室内用の物干しフックもおすすめです。

部屋の間取りや干す場所によって利用できるグッズも変わってきますので、気になる点がある場合はお店のスタッフに質問&相談しながら購入すれば失敗もありませんね。

まとめ

今回は洗濯物の部屋干しで早く乾かす方法やコツをご紹介しました。

基本的に洗濯物の部屋干しは「乾きにくい」「臭いやすい」というデメリットがあります。

しかし、部屋干しはちょっとした工夫をするだけで通常よりも早く乾かすことができます。

「部屋干しした洗濯物が乾きにくいな…」というお悩みを持つ人は、ぜひ今回ご紹介したアイデアやグッズを有効活用してみましょう。

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