赤ちゃんの寝具で揃えておくべきアイテム&選び方
赤ちゃんは生まれてからしばらく、布団の上で1日を過ごします。そのため、赤ちゃんが快適に過ごせるためにベビー布団選びに悩むパパママも多いのではないでしょうか。とくに、生まれた季節で暑さや寒さが関係してくるため、慎重に選んでしまいますよね。
今回は、赤ちゃん用の寝具類は何を基準に選べばいいのか、季節別に必要な寝具や、まとめて一式セット購入するメリットなどについて、詳しくご紹介します。
- ~ 目次 ~
- 1. 赤ちゃんが生まれたら専用の寝具を用意すべき?
- 2. 赤ちゃんの寝具類は一式セットと単品購入どっちがいい?
- 3. 赤ちゃんの寝具類を選ぶときの注意点
- 4. 赤ちゃんの寝具類を選ぶときの注意点
- 5. 寒い冬でも安心!赤ちゃんの寝具選び
- 6. まとめ:赤ちゃんの寝具選びに注意!窒息の危険性がある
赤ちゃんが生まれたら専用の寝具を用意すべき?
生まれたばかりの赤ちゃんは背骨が柔らかく、成長と共に少しずつ硬くなっていきます。そのため、大人が使う敷き布団は赤ちゃんにとって柔らかすぎるため、体に悪影響を与えてしまいます。柔らかい敷き布団に赤ちゃんを眠らせると、骨が歪んでしまう可能性も考えられます。赤ちゃんの敷き布団はどれも硬めに作られており、大人にとって「硬い」と感じるものが最適です。
また、掛け布団は大人と真逆で、軽くて柔らかくなくてはいけません。赤ちゃんは新陳代謝が高く、一日にたくさんの汗をかきます。大人がちょうどいい気温でも、赤ちゃんにとっては暑いと感じることもあります。
赤ちゃんは自分で布団を掛けたりできず、万が一、顔に布団がかかってしまい窒息しないように、通気性の良い寝具が望ましいです。
赤ちゃんの寝具類は一式セットと単品購入どっちがいい?
赤ちゃんの寝具類は、掛け布団・敷き布団・枕などが一式セットになったものを買うか、好きな組み合わせで単品購入するかになります。
それぞれメリット・デメリットがあるので、確認しておきましょう。
一式セット | 単品 | |
メリット | ・セット割引などでお得 ・買い忘れなどがない ・デザインに統一感あり |
・必要なものだけ購入できる ・ムダな費用の発生なし ・好みの素材やデザインで買い揃えられる |
デメリット | ・使わない寝具類も入っている ・セットにより値段がピンキリ |
・トータル費用が高くつく ・何が必要か考えなくてはいけない |
赤ちゃんが生まれた季節によって、使う寝具類が異なります。一式セットは、季節問わず必要な寝具類が入っているケースが多く便利ですが、家庭によって使わない可能性もあります。
赤ちゃんの肌はデリケートなので、素材や装飾にこだわりたい人も多いでしょう。一式セットと単品購入には良し悪しがあるので、購入前にどちらがいいかよく考える必要があります。
赤ちゃんの寝具類を選ぶときの注意点
赤ちゃんの寝具類は、快適な毎日が送れることが条件です。温度調整できる通気性の良いもので、肌に優しい素材で作られている寝具類を選びましょう。
赤ちゃんの肌は角質層が薄く外部刺激を受けやすいため、肌に直接触れる寝具類の素材には気をつけなくてはいけません。オーガニックコットン100%など、柔らかい素材の布団カバーやシーツなどがおすすめです。
また、寝具類には化学物質であるホルムアルデヒドが含まれた商品もあり、肌の弱い赤ちゃんが肌に触れてしまうと皮膚のトラブルを引き起こす可能性があります。
日本は厚生労働省がベビー用品のホルムアルデヒドに厳しい基準を設けていますが、海外製品は厳しい規制がない商品もあります。ネット通販で購入するときは、ホルムアルデヒドの検査など厳重におこなっているか確認しましょう。
赤ちゃんが夏を快適に過ごせる寝具の選び方
春~夏生まれの赤ちゃんは、気温に合わせて掛け布団の調整をしなくてはいけません。用意する寝具類は「敷き布団+ブランケット+タオルケット(ガーゼケット)」があれば快適に過ごせます。
まだ肌寒い春先は冬用の掛け布団を利用しても問題ありませんが、赤ちゃんは暑がりなのでブランケットの方がおすすめです。
猛暑日が続く夏は、汗を吸収してくれるガーゼケットが便利です。ガーゼケットは毎日洗濯するため、2~3枚あれば困りません。シーツも吸水や速乾性に優れたキルトパットを選ぶと、赤ちゃんは一日快適に過ごせます。
寒い冬でも安心!赤ちゃんの寝具選び
残暑が残る秋から真冬は、赤ちゃんの体調が崩れないように「敷き布団+タオルケット(ガーゼケット)+掛け布団」を用意しておくと安心です。
11月辺りから一気に寒くなり、朝晩の気温が10℃以下になる地域も珍しくありません。赤ちゃんは暑さや寒さを感じても言葉で伝えられないため、部屋の温度などに合わせて掛け布団やタオルケットで調節します。
寝返りができる赤ちゃんや、足をバタバタさせて布団を蹴ってしまう赤ちゃんは、スリーパーを使うと寝冷えの心配がありません。
まとめ:赤ちゃんの寝具選びに注意!窒息の危険性がある
大人と同じ布団に赤ちゃんを眠らせるのは、赤ちゃんの体の成長や窒息などの心配があるのでおすすめできません。おすわりができるまで、赤ちゃんは一日のほとんどを布団の上で過ごすため、寝具選びには注意しましょう。
敷き布団や掛け布団の硬ささだけではなく、皮膚トラブルを引き起こさないように気を付けることも大切。化学成分不使用で柔らかい素材の寝具選びが必要です。