妊娠線の予防と対策法は?妊娠線予防クリーム人気ランキングも紹介
お腹の赤ちゃんが大きくなってくると同時に目立ってくるのが「妊娠線」。一度できてしまうと消すのが難しいため、できるだけ早めの予防対策が必要です。
今回は、妊娠線ができ始める時期やできやすい人、予防方法について詳しく解説します。
おすすめの妊娠線予防クリームのランキングも紹介しているので、ぜひチェックしてください。
- ~ もくじ ~
- 1、妊娠線とは?できる原因
- 2、妊娠線はいつから出始める?
- 3、妊娠線はこんな人ができやすい!
- 4、妊娠線は産後にケアしても遅い!?
- 5、妊娠線は早めの予防が大切
- 6、妊娠線を消すにはオイルとクリームどっちがいい?
- 7、おすすめの妊娠線予防クリームランキング
- 8、まとめ|妊娠線は早めのケアで予防できる
妊娠線とは?できる原因
妊娠線は、皮膚の奥にある真皮が大きくなるお腹に絶えきれず、裂けてできた線のことです。医学的に「線状皮膚萎縮症(せんじょうひふいしゅくしょう)」や「皮膚伸展線条(ひふしんてんせんじょう)」と呼ばれています。
妊娠線といえばお腹周り、とくにお腹の下側に発生しますが、お腹だけではなく足の付け根やお尻側などにもできます。
妊娠線の原因は、急激な体型の変化やホルモンバランスの乱れです。とくに、妊娠中は副腎皮膚ホルモン(グルココルチコイド)の分泌量が増え、それに伴いターンオーバーが正常に働かず弾力のない肌質を作ってしまいます。
このような原因で、妊娠中は妊娠線ができやすいといわれているのです。
妊娠線はいつから出始める?
妊娠線ができる時期は、個人差があるため「妊娠◯ヶ月から」と断言できません。ただ、お腹が大きくなり始める妊娠5~6ヶ月あたりから目立ち始めることが多いようです。中には、妊娠後期、臨月に入ってから急に妊娠線が目立つ人もいるので、ボディチェックは欠かさずにおこなうことが理想的です。
妊娠線ができ始めると、肌のかゆみを感じる人もいます。鏡を見るだけではなく、いつもと違う肌の違和感にも注意を払いましょう。
妊娠線はこんな人ができやすい!
妊娠線は、妊娠したからといって必ずしも全員ができるわけではありません。まったくできない人もいれば、妊娠初期から妊娠線に悩まされる人など、個人差があります。中でも、妊娠線は次のような人ができやすいと言われています。
経産婦
一度、出産経験をしている経産婦は、初産婦に比べて皮膚が伸びやすい傾向があります。皮膚が伸びやすいとはいえ、経産婦は初産婦よりお腹が大きくなるスピードが早いため、急速な成長に真皮が追いつかず妊娠線ができやすいです。
多胎児妊娠
お腹の中に2人以上の赤ちゃんがいると、当然ながら単胎妊娠よりもお腹が大きく目立ちます。お腹が大きくなるにつれて皮膚も伸びるため、真皮が絶えきれずに裂けて妊娠線が目立ってしまいます。
高齢出産
妊娠線は真皮のターンオーバーが正常に働かないことと関係しています。皮膚は加齢とともに弾力が失われてしまうため、ターンオーバーの乱れと弾 力性の弱りにより、高齢出産は妊娠線ができやすい環境を作ってしまうのです。
痩せ型
皮膚の面積は体型に合わせられているため、痩せ型の人が妊娠すると、お腹が大きくなるとともに真皮が裂けて妊娠線ができやすくなります。
皮下脂肪が多い
皮下脂肪が多いと皮下組織が伸びにくい傾向があります。妊娠すると皮膚に亀裂が入りやすくなるため、ぽっちゃり体型の人は妊娠線ができやすいです。
遺伝
妊娠線が遺伝するのではなく「皮下脂肪が多いこと」や「痩せ型」など、体質や肌質が遺伝しているとできやすい傾向があります。自分の母親が妊娠中に妊娠線に悩まされたことがある人は、早めに対策することをおすすめします。
妊娠線は産後にケアしても遅い!?
「気づいたら妊娠線ができていた!」など、産後になってからお腹の下部分や足の付根に白い線ができていることを発見する人が多いです。
妊娠線は一度できると、お手入れしなくては消えません。仮に自宅でお手入れしたとしても、元のようなきれいな肌を手に入れることは難しいでしょう。
妊娠線を消すためには、真皮の上にある皮膚細胞を新しく生まれ変わらせなくてはいけません。白く目立つ線は、表皮の厚さが薄くなり、真皮が見えやすくなっていることが関係しています。
つまり、表皮の厚さを元通りにすることが解決策のため、産後でも妊娠線を消せないわけではないのです。ですが、妊娠線ができ始める時期と産後にケアするのとでは、目立ちにくくする対策時間が違います。妊娠線は、できれば“でき始める前”に早めの予防がおすすめです。
妊娠線は早めの予防が大切
できてしまった妊娠線より、できる前からお肌のケアや妊娠線を作らない体質へ整えることが理想的です。
具体的な方法として、次のような行動をおすすめします。
体重管理に気をつける
妊娠中の悩みといえば、あまり食べても居ないのにもかかわらず増える体重です。妊娠前の体重によって、増量は◯キロまでと医師から説明されます。
急激に体重が増えてしまうと、分娩時に苦しい思いをするほか、妊娠線ができやすい環境を作ってしまう要因でもあります。
肌のターンオーバーを促す
肌のターンオーバーが乱れると、肌は再生されず古い状態のまま。ターンオーバーの乱れを、妊娠によるホルモンバランスや加齢だけで片付けてはいけません。高齢出産でも、妊娠線ができず、産後もキレイな肌質をキープしている人がたくさんいます。肌のターンオーバーを促すために、適度な運動をして皮下脂肪が増やさず筋肉の衰えを防ぐ工夫をしましょう。
とはいえ、妊娠中はさまざまなことが制限されます。激しい運動をすることはできませんが、散歩やマタニティヨガなど妊娠中でもできる運動はあります。妊娠トラブルで運動を制限されている人は、妊娠線予防を別な方法で対策していきましょう。
肌を保湿ケアする
出産経験あるママでも妊娠線ができる人とできない人がいるのは、体質のほか、保湿ケアを徹底していたことも関係していると考えられます。
妊娠するとお腹が大きくなり、皮膚がお腹の赤ちゃんの成長とともに引っ張られるのは誰でも同じです。皮膚に水分と油分が含まれ柔軟性があると、お腹が大きくなっても真皮が避けることはありません。妊娠線はいつできるかわからないため、妊娠初期から保湿ケアすることをおすすめします。
妊娠線を消すにはオイルとクリームどっちがいい?
妊娠線を消すアイテムとして、妊娠線オイルとクリームがあります。どちらも同じように見えますが、実は2つの商品は特徴がまったく違うのです。
どちらが自分に合っているのか、それぞれの特徴を確認していきましょう。
妊娠線オイル
妊娠線オイルは、水分よりも油分が多く配合されているため、保湿力が高い特徴があります。オイル特有のベタつきが気になるところですが、妊娠線オイルはサラリとしたテクスチャーの商品もあります。
また、ハーブを使ったリラックス効果を持つ妊娠線オイルもあるため、心身ともに落ち着きたい人や乾燥肌に悩んでいる人におすすめです。
妊娠線クリーム
妊娠線クリームは、水分と油分がバランス良く配合されているため、肌に馴染みやすい特徴があります。また、オイルに比べるとニオイが抑えられているため、つわりで苦しい時期や香り付きが苦手な人におすすめです。
妊娠線クリームには、たくさんの保湿成分が配合されています。成分によって肌が荒れてしまう人は、妊娠線オイルから試してみることをおすすめします。
おすすめの妊娠線予防クリームランキング
妊娠線を予防するためのクリームにはさまざまなタイプがあるので、何をつかうか迷うところです。ここでは人気の高いおすすめの妊娠線予防クリーム、ベスト10を紹介します。
どのクリームを使うか迷っている人はぜひ参考にしてくださいね。
アロベビーフォーマム 妊娠線クリーム
【N&O Life】7,128円(税込み)
引用:公式ホームページ
天然由来成分99%以上!肌荒れケアに効果的な成分も配合
かさかさ肌やかゆみ、肌荒れのケアに効果的な天然由来成分7種類を配合した妊娠線対策クリーム。妊娠中から産後、赤ちゃんにも使える天然由来成分99%以上のクリームです。 ポンプ式のボトル&伸びやすいテクスチャーなので、使いやすさも◎です。開発から生産まで日本の国産クリームなので安心感もありますね。
内容量 | 500ml |
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タイプ | クリーム |
香り | 柑橘系(ネロリ) |
ボトル形状 | ポンプ |
原産国 | 日本 |
赤ちゃんの使用 | 可 |
ママ&キッズ ナチュラルマーククリーム
【ナチュラルサイエンス】お徳用サイズ470g7,850円 (税込)
引用:公式ホームページ
これ1本で全身ケア!うるおい&弾力・柔軟性サポート成分配合
肌の弾力や柔軟性を保つ4種の成分にうるおいサポート成分としてコラーゲンやセラミド、スーパーヒアルロン酸などを配合。低刺激処方で妊娠中から産後まで全身のケアに使用することができます。
フレッシュポンプボトル設計でいつでも新鮮なまま使えます。「たまひよ赤ちゃんグッズ大賞」で5年連続NO1の妊娠ボディケアクリームです。
内容量 | 470g |
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タイプ | クリーム |
香り | 無(無香料) |
ボトル形状 | ポンプ |
原産国 | 日本 |
赤ちゃんの使用 | 可 |
保湿ボディケアクリーム
【ピジョン】ポンプタイプ8,250円 (税込み)
引用:公式ホームページ
自社開発のワセリン配合で産前産後のボディを24時間保湿!
産婦人科医や助産師、先輩ママの声を元に開発された保湿ボディケアクリーム。自社開発のワセリン配合でお肌の水分をキープ。
弾力を与えるローズフルーツエキスや潤いを与えるヒアルロン酸、コラーゲンなど保湿に必要なトライアングル成分により、1日1回のケアで24時間しっとりお肌を保ちます。伸びがよく滑らかな使い心地もポイントです。
内容量 | 470g |
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タイプ | クリーム |
香り | 無(無香料) |
ボトル形状 | ポンプ |
原産国 | 日本 |
赤ちゃんの使用 | 可 |
まとめ|妊娠線は早めのケアで予防できる
妊娠線は、妊娠すると誰でも必ずできるとは限りませんが油断は禁物です。早ければ妊娠初期から発生し、一度できてしまった妊娠線を消すのは時間とお金がかかってしまいます。妊娠線は体重管理や運動、保湿ケアなどで予防対策できます。
中でも妊娠線クリーム妊娠線オイルは、妊娠線を作らせないことを考えて成分が配合されているのでおすすめです。
本気で妊娠線を予防したい人は、妊娠線クリームとオイルでWケアすると、皮膚の水分と油分量を高められますよ。