布団はやはり洗ったほうが気持ちがいい
41歳専業主婦をしています。子供3人の5人家族で、子供が生まれてからは特に「布団が簡単に綺麗になったらな」と思ったことは数え切れないほどありました。
子供が大きくなっても布団は汚れ、気になるが洗ったことはない
最初は子供が小さいころです。うちの子供は3人とも2歳ずつ年が離れています。一番下が産まれたとき上は4歳と2歳。トイレトレーニングも次々にやってきて、病気になれば全員ダウン。布団が汚される機会もその時に一番集中していたと思います。
一番大変だったのは家族全員でノロウイルスに感染したときでした。子供は漏らしたりもどしたり、親も寝込んでしまいマメに洗濯をする元気もなく、敷布団、掛布団、毛布、それぞれ1枚か2枚は買い換えたことを覚えています。
あれから10年ほどが経ち、さすがに子どもがおもらしをすることはなくなりました。ただ、人間汚れない年齢というのはないもので、40代になった私たち夫婦はそろそろ体臭や加齢臭が気になる年に突入し、部活動をしている中学生の息子は帰ってきたら汗だくのままベッドに転がって漫画などを読むようになり、2人の小学生ももう汗をかいたら大人と変わらない臭いがする様になりました。
天気がいい日に干してはいますが、臭いが完全に取れたようには思えません。また、消臭スプレーもたまに使っていますが、臭いには多少効果があると思われるものの、あまりかけると湿気が気になります。
布団を洗いたい人は結構多いのか、たまに布団クリーニングの営業の人が回ってきますが、頼んだことはありません。上等な布団ならまだしも、クリーニングするより買った方が安上がりなのではないかと思われるというのが一番の理由です。
私はどちらかというと、布団に関しては、一生使えるものをクリーニングしながら使うより、そこそこの値段のものをある程度のところで買い替えた方がいいと思っています。エコロジーの観点からすると良くないのかもしれませんが、クリーニングに出せないような汚れ方をする可能性もゼロではないからです。
そもそも、業者に出す場合、戻ってくるまでの布団はどうしているのだろうという疑問もあります。うちのように5人家族なら、10人分の布団を持っているのか、または、6人分持っていてローテーションしながら一人分ずつクリーニングするのか、スペース的にも手間的にも我が家向きではなさそうです。
ただ、以前は布団は洗えないのが当たり前だと思っていたので、「布団を洗いたい」とそこまで強く思うことはそんなにありませんでした。
海外生活中は洗濯機が大きいからすぐ洗えて気持ちが良かった
ところが数年前、夫の仕事につて海外で生活する機会があり、そこでは布団は簡単に洗えました。船便で3か月ほどかかるため元の布団は処分し、現地で購入したのですが、日本のものに比べて安っぽい感じではありましたが、薄くて軽いものが主流で、寒ければそれを重ねて使う感じでした。また、洗濯機が大きく、布団も毛布も余裕で洗え、乾燥まですることができました。
外に干すことはアパートで禁止されていたこともありできませんでしたが、朝洗えば夜には使えたため洗う頻度が高くなり、ダニや臭いは気になりませんでした。
当然頻繁に洗えば早く傷むことは考えられますが、買い換えてもそんなに負担にならないくらいの値段で売っていました(もちろん高級なものもあったと思います)し、布団の扱いがそんなに大変なものではない生活でした。何より、きれいな布団で寝るのは気持ちが良かったです。
今もう3年日本に住んでいますが、帰国してすぐに買った布団を洗うことなくずっと使っています。洗うのはカバーや毛布くらいです。手洗いでもいいから風呂場でやろうかと思ったこともありますが、乾くまでの時間がどのくらいかかるのか考えるととてもチャレンジする気にはなりません。
金額を考えるとそんなに簡単に買い換えられるものでもないですし、もうしばらく天日干しでごまかしながら使うつもりです。