宅配クリーニングあるある

私も社会人となり（現在34歳、営業職）随分と落ち着いた生活ができるようになってきました。学生時代に楽しいと感じていたことも、今思えば子供っぽく映りますし、何というか私も随分と大人になったなあと感じる今日この頃であります。が、学生時代からなかなかやめられない趣味が１つだけあります。それはヴィンテージ古着の収集です。

これが唯一にして最大の趣味といっても過言ではなく、休日ともなれば全国各地の質の高い古着屋さんを訪れているような状況です。とりわけ70年代、80年代のライダースジャケット、メジャースポーツ（MLB、NBA、NHLなど）のTシャツ、ロックバンドTシャツ、エンジニアブーツ、スニーカーなどに目が無く、自宅の一部屋を覆いつくさんばかりの数を所持しています。

ずっと狙っていたヴィンテージ古着を購入。コーディネートも考え大満足

さて、そんなヴィンテージ古着に目のない私ですが、残念なことに同居中の身内からはかなり嫌がられています。身内は全くと言っていいほどヴィンテージ古着への関心（理解）が無く、私が古着でコーディネートすることすら快く思っておりません。

いやいや、海外セレブ達（ハリウッド俳優やスポーツ選手）を見てみなさいよ。ヴィンテージの古着をそれはそれはカッコ良く着こなしているではありませんか。ですが、そんな主張も全く受け入れられず、肩身の狭い思いをしながらひっそりと趣味を全うしている状況であります。

とまあ、私のヴィンテージ古着への思い、そして私を取り巻く環境を知ってもらったところで、つい先日の悲劇をご紹介していきたいと思います。仕事の関係で他県へ出張することになったのですが、その際に前々から気になっていた古着屋さんを訪れる機会がありました。

そこで、これまた前々から欲しくて欲しくて溜まらなかったとあるスポーツ選手をモチーフにしたヴィンテージTシャツを発見したのです。正直、ヴィンテージとはいえ、Tシャツにしてはかなりの値段だったのですが、このチャンスを逃してしまえば2度と手に入れられないかもしれません。

仕事が無事に終わった開放感も相まって、「買っちゃえ買っちゃえ」的なノリでついつい衝動買いしてしまったのです。今まで購入してきたTシャツの中でも間違いなく一番高額でしたが、その分達成感もハンパではなく、個人的にはとても満足のいく買い物として今でも心に残っています。

とまあ、非常に有意義な出張となったわけですが・・。帰宅後、仕事で疲れていた私は、荷物の整理をすることもなく、とにかく疲れを取りたい一心で自室で休むことに。そして翌日ですよ。諸々の整理をしていたところ、あのヴィンテージTシャツが無いではありませんか！身内に確認してみると、何と洗濯しているというのですが、正直、不安が一気に押し寄せてきました。

ヴィンテージ古着の価値がわからない家族が勝手に洗濯

果たして、適切な洗濯方法を取ってくれているのでしょうか。20分後、洗濯が終わり取り出してみると・・。最悪なことに、やっとこさ手に入れたお気に入りのTシャツに赤やら緑やらの色が移ってしまっています。言い忘れましたが、そのTシャツはベースが白なので、色移りをモロに受けてしまった格好です。

洗濯機には赤色のバッグと緑色のTシャツ（身内の物）が入っていて、洗剤も一般衣類用のものを使用しています。なぜそんな普通の洗濯に対して、明らかに違和感のあるヴィンテージ古着を投入してしまったのか。私としては、手洗いで丁寧に洗浄しようと思っていただけに、はあ、今思い返しても残念で仕方ありません。

今回のTシャツは、ヴィンテージにしてはサイズもピッタリだっただけに本当にショックです。あれこれとコーディネートを思い描いていましたし、将来的には自分の子供にも着てもらいたい、なんて事も考えていたのですが・・。結局、その後ダメもとでいろんな対策を試みてみましたが劇的な改善には至らず。かと言って捨てることもできず、目の届かないようにクローゼットの奥底に眠らせているような状況であります。

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